hikonoir blog

漫画についてあれこれ

苦言

 

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お晩です。まぁ、またしてもどうでもいいことをやっています。左上のコマに部屋の片隅を描いているところです。一番奥の壁と天井の間に人物を立たせて部屋の高さや奥行き、人の大きさの立ち位置による変化を比べています。手前は大きく、遠ざかるに従って小さくなります。で、実際描く時どのくらいの大きさにするか決めなくちゃなりません。

 

しかし、漫画なので実際よりかなりオーバーな遠近感となりますが、この場合あまり誇張しないほうが良いと思ってます。室内ですから結構雰囲気に関係するんですよ。描き上がった時、きちんと演出できてると良いんですが…。

 

話は変わりますが、とあるSF映画を観ていて思ったんです。映画に限らずアニメや漫画、小説なんかに頻繁に出てくる設定条件に、登場人物が未来から来たっていうのがありますよね。

じゃあ、現実って何時?考える基準で自分自身、今映画を観ている自分が現実と把握しているわけですよね。今が現実で、今すぐ直後が未来になってて何も決まってないし、どうなるか誰も分からない。なのに何もない未来から来たって…。っていうことは、今生きているのは過去になるわけですよ。既に、いろんなこれから起こる出来事は、もう済んで終わって過去になっているわけで、そうじゃないと未来からやって来られない。

考えちゃあいけないって解ってるけど、こうもしつこくアニメや映画を観るたび「未来から来た」ってやられると、もういい加減にしてくれって言いたくなるんですよ。ホント。

 

この際だから言わしてもらいます。未来から来た人が今の現実っていうか過去で、もし人を殺したり、又は自分自身が事故で死んじゃったりしてらどうなるんだろ?だって未来から来ようが、来まいが過去はもうキッチリ終わって変えることはできないハズですよね。じゃあ、何しにきたの?ちょっとでも過去の人と話したらもう大変でしょ。その時間は、未来から来た人と話さないで違う時間をすごしていたわけで…。そのおかげで、事件に巻き込まれたら未来が変わっちゃうでしょ。

それに、仮に今の現実に、未来から来た人に頼んで現実の人もまた違う過去に行ったら?やっぱり未来から来たって言うわけでしょ。ということは、最初の未来から来たっていう人も、未来の過去の人で、未来のその未来も既に終わって過去になっている、ということになるんですよ。

 

さぁ、もう何がなんだかさっぱり解りません。結論、未来から来たっていう話は、子供向けの明るく楽しい、気楽に楽しめる昔話し程度でいいんです。それを真面目に、大の大人が命かけて守るだとか、人類救うだとか、もうそんなのファンタジーでもちょっと僕は、いささか苦言を呈することになりますよ、やっぱり。

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