ええ…っと、…どうもです。
前回の絵、こんなんなってます。描いてるうち、何かあんまり魅力、惹かれるものが無い…と、思いまして断念しました。で、さっき、もう一度だけ見てみようかな…、だって、漫画の続き描くのにすぐ前のファイル開ければ見れるので。ちょっとだけ、どうせ駄目駄目なポーズだし…。その駄目な失敗作を確認するために開けたんです。
そしたら、いつの間にか上のようになってました。この段階になって初めて描く意欲、モチベーションが湧いてきました。あっ、モチベーションって、モチーフ（絵を描くモチーフって使うそれです）に由来すると思いました。ですから、ここで使うのにふさわしい言葉ということですね。
話しは変わりますが、昨日はユーチューブを中心に、映画やアニメも視聴していました。漫画のストーリー展開に何か参考になるネタ、情報を物色していたんです。これでも政治、経済、国際情勢、社会問題、文化、宗教、科学、歴史、哲学思想…いろいろ見聞きしております。
個人的には、実家のそばのお寺の除夜の鐘が取りやめになった件がショックでした。それに関して情報や考えをまとめ、ほかの事象も絡め対策を考えております。ま、特に具体的にどうのこうのするわけではありません。ただ、日本文化、伝統の一つですから、この日本文化、というか日本という国について自分なりに確認する良い機会とも思います。
だいぶ昔ですが、世界最古の土器が発見されたというニュースを見たことあるんです。もちろん日本で。確か、三内丸山遺跡の近くのどこかだと思います。２万年前くらいだったか？詳しい数字までは忘れましたが、それでは、教科書で習った世界四大文明より古いんじゃない？じゃ、もう教科書も書き換えられて日本文明が最古になってんのかな？なぁんて思ってたけど、今でも普通に世界四大文明はそのままです。紀元前4~5000年だったと思った。なんで？２万年のほうが古いじゃん。
物事には自分の思うようにはならないこともあります。例えば推測ですが、上の世界四大文明というのは日本でしか教えていません。この概念は世界的な歴史研究者学会が公式に出した見解では無いんです。じゃ捏造、虚偽かというとそうでもない。ただなんとなく慣例、憶え安い…。くわしくは述べません。他にも、みなさんは年代測定をどうやっているのかご存知ですか？
こんなに科学技術の進んだ時代だから時代考証とその精度は、さぞかし正確だと思っていませんか？それがそうでは無いんです。ある歴史学者は時代考証は、せいぜい２万年前までしかできないといってます。
ざっと説明します。僕は普通の人で学者ではありませんから、それでも良いという人だけ説明を読んでください。考古学の年代測定は、放射性同位体でおこないます。主に炭素の同位体を使います。同位体は中性子から電子を放射してやがて窒素へと変わります。C14という同位体は窒素に変わる時間が約半分で5700年だということ。物理で習った半減期っていうやつですよ。
炭素って空気中にあるでしょ。ほら、二酸化炭素とか、自分でも出してるし。それが植物に取り込まれ、それを動物が食べたり…。で、動植物が死ぬと中に取り込まれた炭素はそのまま遺物とともに化石になちゃう。その炭素を取り出して14から7に減ってたら5700年経ったということです。それに、誤差があります。C14同位体は大気中に一兆分の1だそうです。この濃度が5000年前も同じという想定ではかってます。詳しいことはよく分かりませんが精度で信用できるのはせいぜい２万年くらいだそうです。
じゃ、鉱物、岩石は？ピラミッドや古代神殿は？こちらはカリウムを使います。半減期は13億年です。その後13億年でアルゴンに変わります。アルゴンは気体ですから測定や誤差が生じます。中性子や電子の放射のほかにもカリウムは元マグマですから、凝固時間や初期値など面倒です。ちょっと間違えると半減期が13億年ですから、数万年単位で年代がずれてしまいます。
年代測定の精度は、どれほど信用できるのか？先に言った世界最古の土器は本当に最古？そういった事情もあって教科書に載ってないのかもしれませんね。いずれにせよ年代測定は進んでいると言えるでしょう。他にウランも使って測っています。そうそう、同位体じゃありませんが時間、秒の基準は既に太陽や地球の周期から割り出しているんじゃないんです。セシウムのマイクロ波を使用してます。量子力学を少しでもわからないとチンプンカンプンですよ。
いろいろ書きましたが、全ては僕の漫画のためにあります。僕の知識でファンタジーを創り出すわけですが、PCで調べてウラを取って確認したら創造したこととそんなに違わないので、ほっとしています。フィクションとはいえ現実に根ざしたものでありたいと思っています。
追記 放射性同位体ってラジオアイソトープのことです。放射線を出さないものはただの同位体、アイソトープです。
