hikonoir blog

漫画についてあれこれ

アキレス

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今日はお休みですので、こうやってイラストをアップしております。

 

作業中は、音楽やナレーションを聴いています。音楽は自分のCDがあるのでそれを聴いていたこともあるのですが、CDを探し、プレーヤーを開けて、オーディオもしくは、PCの音楽ソフトを作動させるのが面倒です。

PCで漫画を描いているので、ウィンドウをもう一つ開けてユーチューブを楽しんでます。

それで、音楽はユーチューブを見て好きなものを聴いてます。今は80~90年代の洋楽中心。イラスト画面見て音だけヘッドホンで流してる状態。たまに、知ってる曲が流れるとユーチューブ画面開きます。みなさんは、アメリカのバンドでスティックスはご存知でしょうか。彼らのヒット曲の一つに『ミスター・ロボット』ってあるの。曲の演奏画像あるんですが、あれ、日本人モデルですよね。

もともと、欧米の人は日本人を出っ歯、吊り目、メガネ、カメラで表現。今でも海外のコメントでたまに見ます。『日本に来たけど、出っ歯じゃない…』『そんなに吊り目が多いわけじゃない…』って、感じで固定概念になってるんでしょうね。で、『ミスター・ロボット』は、英語全部解るわけじゃないけど、日本のテクノロジーに驚いてる内容。それにバブル前後の円が世界を席巻するのを感じ取ってると思う。

他にもこの頃から、日本経済、科学技術、テクノロジーなどが注目されるようになった。ロックや映画で、日本を題材、アイディアに使うようになってきます。昔は出っ歯、吊り目…など日本人を蔑(さげす)んでました。今でもそう考えてる欧米人はいるでしょうが、そうじゃない人達も続々出てきてます。

 

僕は子供の頃TVの映画番組で見た『荒野の七人』が、黒澤の『七人の侍』だと知ったときの衝撃は忘れません。その後の、『スターウォーズ』が、同じく黒澤の『隠し砦の三悪人』だと知った時もビックリ。いやー、日本人凄い。っていうか、黒澤が凄いんで日本人が凄いんじゃない、…とずっと、思ってたんだけどバブルの頃から日本自体が凄いに、…変わっていきました。僕も日本人なのでこういう外国の方が、何故日本に興味を持ち、それをもって発想やインスピレーションに役たてようとするのか…。ユーチューブの音楽に戻りますが、今度は『ネバーエンディングストーリー』というドイツ映画。世界的にヒットしたSFファンタジーですが、これも日本をイメージにして作られています。原作のM・エンデが日本人の着物、監督、役者を映画化の時に要求したと思います。詳しくは忘れましたが、大変な日本ファンで話そのものが日本をイメージしていたみたいですね。

 

ユーチューブの音楽聴いてて思ったことを長々書きました。上のイラスト拡大一人より二人スペースで進めようかと考えます。その方が面白いんですよ。

あ、ちなみにスティックスというバンド名、ギリシャ神話の英雄アキレスに関係するんですよ。アキレス腱のアキレスです。何故アキレス腱というかご存知?アキレスが生まれて間もない頃、母親が『この子が不死身の英雄になるように…』とお願いすると、とある川に行ってその子をその流れに浸せば、その子は不死身になる…って神様に教えられました。さっそくアキレスを連れてその川へやってきて母親はアキレスを川へ…。何を思ったか母親はアキレスの両足を持って、アキレスを逆さにして水にジャボン!

これでめでたく我が子は不死身。そのかいあって、アキレスはどんな戦にも死なずに勇猛果敢に闘います。しかし、母親が足首を掴んだところだけが水に浸されていないので、その部分だけは不死身になってません。かくして、運命の時が…。

敵軍の兵士が放った弓矢がヒュッ!アキレスの足首の例の部分にグサッ。その矢を放ったのがあのパリス。そして、アキレスを不死身の体にした川の名前がスティックス。

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