こんにちは…。この間は、墓参り行ってたような。
もうすぐ…でもないか、ま、制作途中ですが、一応このようにきちんと描いております。こだわりとしては襖の竹カット。全部隠れてしまうかもだけど…。
上のスクショは、このブログで気まぐれに取り上げた「ヴォイニッチ手稿」です。さっき、ユーチューブ見てたらオススメに上がっていたので、クリック。
今まで何度か取り上げてきたので載せてみます。興味ある人は、既に調べてると思いますが、面倒でここで初めて知った、でも自分でググるまではしない…。そういう人もいるかと思い、サービスみたいなもんです。それに、上にアップしたものは、ここ1~2年前のものです。2、3本見たかな…。最新の研究成果を紹介してたので、ザッとここでも取り上げます。といっても、全部英語ですので、僕の語学力ですから…。そこらへんはナイーブな解釈…とでも言いますか…。
結構画像がきれいですよね。いつからか解りませんが、現在は、アメリカのイエール大学にあります。画像の左上に「イエールユニバーシティ ヴォイニッチ・レア・ブック&マニュスクリプトライブラリー」って字幕貼り付けてありますよね。200ページちょっとあります。羊皮紙に書かれてあり、一番下の画像だと、薄くて次の頁が透けて見えてます。ペーパーバックのように解説していたような…。
で、その羊皮紙を切り取って炭素年代測定したら15世紀前半と判明。んん~、古いですね。ウォルフレッド・ヴォイニッチが古物商で、20世紀初頭に仕事中に他の古本に混じって変な本に気づいた…。彼の死後も謎が謎を呼び、イエール大学へ。
これらの動画の再生回数は何十万何百万とあり、コメントも多い動画では1万くらいありました。今から六百年前…ですよ。ご覧の通り楽しい本ですよね。全裸おばさん達が風呂入ってたり、変なデカイ漏斗のような管の中に入ってたり、謎の天体図が描いてあって、魚座みたいな…。
インク、染料、顔料を調べても当時に使われた色素…、また、19世紀頃にならないと手に入らないものもあったとか…。でも、もの好きな画家なら自分で調合してたから、ダ・ヴィンチやフェルメールみたいに…、なんとも言えません。
僕なりに考えました。手稿の絵には、たまにこちらの世界のものが描かれています。ほら、風呂に入ってるイラスト。あれ、下に窓みたいものが描かれているし、他の頁には中世の街もちっちゃく描いてあるんです。すんごく小さいけど城壁や教会の鐘楼と解ります。そして、羊皮紙。植物の繊維を使った中国で発明された紙が使用されるのはずっと後です。「ヴォイニッチ手稿」が異世界だとすると、なぜ、中世の街は出てくるのか、羊皮紙をどうやって手に入れたのか?
想像、仮定ですが、手稿の異世界からこちらの世界にやって来て描いたんじゃないのかって…。僕が紹介した、掲示板の投稿で「ヴォイニッチ手稿」の世界に行った人が居たということ。だとすると、こちらの人間が手稿の異世界に行けたんだから、向こうからも来れるわけです。
そして多分、今も来てるかも…。だって、見えない世界だから…。
これらの動画では、翻訳を試みたり、作者が誰なのか推理してみたり、いろいろですが、やはり謎…。僕は、この動画の手稿の研究者達に、日本の掲示板の話を教えてみたいです。
追記
蛇足ですが、羊皮紙ってあながち捨てたもんじゃないよ。もちろん我が国産の和紙が凄いのは既にご存知でしょうが…。パピルスは植物の繊維を薄く剥ぎ取ったもので、紙のように小さいチップを繋いだものじゃないんです。ですから、本にできないんです。つまり、今のように1葉、1頁ずつ重ねて綴じることができないんです。だから、古代の本は、巻物なんです。ギリシャ、ローマ時代のものはほとんどそのようです。
現在のように本、…背表紙があって何枚もの頁が綴じられているものは、羊皮紙が薄くなってきた中世頃に作られたんです。その技術は凄まじく、高級なものはもちろん1ミリ以下の極薄。「ヴォイニッチ手稿」の羊皮紙も透けているので高級品ということです。…ということは、著者は貴族、司祭などの上流階級?なんて憶測も出てきます。
国際条約などの調印、調定場面を見たことあるでしょ。あれ、羊皮紙です。今でもああいう重要な場面では使われているんです。
あ、そうそう、ご覧の通り手稿はビッシリ書かれていますよね。でも、書き損じが一箇所も無いんです。文字を書き間違えた、イラストを描き違えた、もう一度、書き直した、付け足した…という痕跡が一つもない。200頁以上もあるのに。