いやぁ~、収拾つかなくなってきました。強制終了するしか無いか…。
で、取り敢えず混迷を紛らわす、はぐらかす…みたいな感じで、安定のれお子イラストでごまかしてます。
こういうラフなイラストが好きな人達もいるので助かりますよ。ま、自分も好きなのでわかります。やっぱり、描線が命。これは僕の信念みたいなものです。小学生の時、学校で習字ってやりますよね。今もやってるのかな?特にその時は意識してなかったんですが、ただ、子供心に『字を描く…』
文字通り…『描く』みたいに感じてました。れお子の一番最初にも触れたけど、『描』という字はビョウと読みます。猫も同じ「つくり」です。田んぼの「苗」です。つまり、稲のまだ小さくて若い、ひょろりとして、どこか頼りない、か細い姿がちょこっと水田から出ている…。
それは、稲の苗も猫の毛も同じなんです。猫の毛も剛毛じゃなくて、ひょろりと細く、弱々しいんです。同じように筆もそうです。筆の毛も、太いしっかりとした筆もあれば、小さい、弱々しい筆もありますが、毛そのものは柔軟に動かすために細く、長い毛を使用します。
そんな、苗のような毛を持つ筆でかくのですから、「描く」になるんですよ。つまり、「描く」とは、筆で描くことだったはずです。もちろん、鉛筆がありませんでしたから…。鉛筆よりはるかに昔から使われていた筆。鉛筆が普及して実際、庶民が使いだしたのなんて戦後じゃないだろうか。
生きている時代がそうだからでも、やはり歴史には勝てないと思います。筆文化が心に深く根ざしていると感じるときって、何かの広告やテレビのテロップ、看板、雑誌の見出しなんかで筆文字を見つけた時…。ハッとしますよね。その踊るような線、強弱、延び、跳ね…。まさに絵画。絵画も筆で描きます。
外国は、特に西洋はペンの文化です。中国、日本は文字も絵も筆。僕の場合、どうしても筆っぽくなります。そのほうが好きなんです。アウトライン、描線を同じ太さで描くより、太かったり、細かったりするほうが好き。
あ、話を変えようと思ってたんですが、記事が長くなったのでいったん中止です。本日お休みなので、ひょっとしたらまたアップするかもです。