hikonoir blog

漫画についてあれこれ

イズビー

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おはよう御座います。

最新のマチルダインタビュー原稿です。

まだまだ、序章ですが、じっくり描きたいんです。

 

で、ちょっと前に「ゲゲゲ…」のアニメシリーズを紹介しましたけど、例の「魂」の描出…。水木氏にとってはああいう様に普通になったのでしょう…。幽体離脱なんかの経験者もああいう表現で、違和感ないかと思います。

漫画やアニメでは、主に口から出入りする「魂」。

僕は子供の頃にゲゲゲを見たり読んだり…。で、どうも、この「魂」の出入りに興味を持ったんだけど、そのことと、今回のマチルダとグレイ(エアール)のテレパシーに似たもの感じました。それは、この続きのエアールが本体は「魂」そのものであると打ち明けるところで納得したのでした。

 

以前から言及してますが、エアールは「魂」を「イズビー」と呼んでいます。

グレイの身体を自由に出入りする状況は「ゲゲゲ」の「魂」とほぼ同じ。ただ、ゲゲゲの「魂」は人格や個性や経験をもった物ではなく、ただのスライムのような意思を持たない塊…風船、スライムのようなもの…。

 

ところが、イズビーは宇宙人そのものであり、意思や個性、人格、経験をもった人(?)そのものなのです。

っということは、「イズビー」は幽体離脱の「幽体」と同じようなもの…なのか?人間にとって肉体がないと生きていけませんが、エアールは「イズビー」なので、人間と同じく肉体がないと生きていけないのか?

 

エアールにとっての肉体は「ドールボディ」と呼ばれる物体?

グレイは生物でもなく、機械、ロボットでもない。…人間には理解できません。^^;

つまり意思、生命を持たない物…ただの物体。それが生命を持った生物のように動くんですよ。おまけにテレパシーで会話してくる。

 

面白すぎる。

ただ、多少真面目に考えると、人類は造られた存在で、魂を宿している…、そういう神話や宗教は多々ありますよ。

だから、薄々気付いているんですよ。水木氏のように、「イズビー」みたいな「魂」を描いてみたり、幽体離脱して宇宙まで行ったとか…。

これらは、自分が「イズビー」であるということに直感的反応しているんじゃあ…。

 

エアールによると、人類の「魂」は我々宇宙人と同じ「イズビー」であると言ってますから。

そうすると、人類が宇宙人によって造られたっていうのも頷けるものがある。

僕は考えるんですよ。

人間が造られ、魂がある。…ってことは、人間も実は生物じゃなくて「ドールボディ」じゃないのか?…ってね。^3^

 

ここまで来ると、「死」の概念や人間の尊厳にまで議論が及んできますよ。「ドールボディ」と「生物」の違いは「生・老・死」ですかね…。どれもイズビーにとっては、どうでも良いものです。だって、イズビーは永遠不滅なのですから…。もともと肉体を必要としてませんから。

こうなると、人間なんか生物なんか…そもそも生きるって?…という疑問が持ち上がってきます。もう、社会秩序や倫理、宗教…全ての価値観が無意味になってきてしまうので、今まで誰も「魂」=「イズビー」を主張してこなかった。

 

かといって、僕はこのことに気付いたので、何故、宇宙人達が人類を造ったとき、「ドールボディ」じゃなく「生物」にしたのか?ということになります。

多分、他の惑星の住民も同じように生物として生きている者もいると思います。そこで、宇宙人達は様々な生物の仕様を開発したと思うんです。

何故そのようなことをしたのか?

…んん~、…面白いから?

皆さんならどうします?永遠に生き続ける自分がいて、好きな「ドールボディ」を何千何万体もつくって在庫しておきます。

今回は一番ポピュラーな「グレイタイプ」を使って地球に探査に行ってくるか…。

その次は、なにがし星系の○○惑星に「ドールボディ」巨人ロボットタイプをチョイスして遊びに行ってくるか…。

なんて思いません?

僕はそんなことを夢想しながら、その先に訪れる最終的な「遊び」を想像するんです。

 

僕はそこに、生命と生物の登場の鍵があるんじゃないかと…。

 

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