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只今、4/4㈮午後9時10分。
皆さんもそうだと思いますが、お米が高いです。
先進国の中でどうして日本だけが、国民の主食を安価に安定供給できないのでしょうか?戦後何十年もたって、経済大国と呼ばれていても…。
そんなに日本人って基本的な食べることも満足に提供できないのか?江戸時代じゃあるまいし。
そういうわけで、お米が買えなくなりました。
買えないわけじゃないけど、無理して高いお米買わなくても…というところが正直な気持ち。
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そういうわけで、今日は、フランシス・レイ。
この映画、見たと思うけど全く記憶にありません。子供ですからね。
ただ、やっぱり音楽だけは何かしらんけど…聴いたことあるって思っちゃう不思議。
それで、外人ってほとんどどれも同じ顔に見えて区別できなかったなぁ。
まぁ、僕等が犬の顔を識別するのが難しいのと似てますよ。
まぁ、やっぱりこのハープシコードの音色が感慨深い。
昔のフランス映画の隆盛期は、このジャン・ポール・ベルモントやイヴ・モンタン、それにアラン・ドロンといった人達に支えられていたように思いますね。
それになんと言っても監督が粒ぞろいで、ほんとなかなか名作、問題作を作っていましたよね。
映画以外にもシャンソンって流行ってたように思います。日本でも…誰だか忘れましたが、日本人でシャンソン歌手って活躍してたようです。あんまり興味ないけど…。
ただ、この日本のシャンソン歌手の中で特筆すべき人物がいるとすれば、やはり越路吹雪。僕にとっては、歌手の越路より、彼女の形影相伴う存在の…岩谷時子。
この人のために僕は、越路吹雪を特筆すべきと考えます。
そんなに詳しく知りませんが、彼女の歌詞は少年の心に深く印象深いものだったんです。
後から彼女と越路のエピソードを知って、なんとも言えない感銘を覚えました。
たまにテレビに出てたおばさん…越路吹雪。少年の僕には大して興味なかった。
それでも洋楽ばかり聴いてた僕も当時のミシェルポロナレフやフランスギャルに手をだして、仏人の国民歌シャンソンを聴くようになって越路に気付きました。
その時、英語を訳して歌う日本人って、いなかったように思います。いても少数。それなのに何故仏語だけ日本語に訳して歌うんだろうと妙に思いました。
テレビを見てると、越路の歌に歌詞は岩谷時子とある…。
代表曲の「愛の賛歌」を日本語にした人…岩谷時子。エディット・ピアフの非業の死と相まって日本語の威力に気付いた時でした。
時は遡り、岩谷は宝塚の雑誌編集出版に就職。編集者として、宝塚歌劇団を取材に訪れたのだった。
そしてその楽屋で運命の人と出会う。
入りたての新人、名を越路吹雪。
これ以上は書きませんが、まるで映画かドラマをみているような波乱にとんだ人生。華やかな舞台とは裏腹の闇…。
郷ひろみ「男の子女の子」
加山雄三「君といつまでも」「お嫁においで」
他にも岩谷作品はありますが、僕の知ってる、流行ったものは、上記でしょうか?個人的意見なので…ホントは園まり作品も好きなんですよ。
ついでに、フランス映画…ジャン・ポール・ベルモントは僕の敬愛する監督ジャンリュックゴダール作品にいくつも主演しています。確か最近お亡くなりになりました。
ま、これがどうも世界的にはすでに議論済みなんですが、何故か日本では御法度。
つまり安楽死。どうもこれを違う言葉に置き換えて「自殺幇助」と言うらしいです。日本でも最近、歌舞伎役者が自分の両親を自殺させた?つまり自殺幇助とかって話題になりました。
この幇助という言葉だと、何か自殺を促すような感じだったり、自殺を手助けしたように考えたりしません?
でも、ゴダール、または欧米では病院で脳死状態にある人や、そのようになるであろう人達に自己意志の有無こそが最終決断。
自殺をしようという人達のことではないんですよ。
結果的に自殺という形になってますが、幇助で良いのかって?考えたりします。
僕には経験があります。
若い時に事務員として勤めた診療所に植物人間が入院していました。
もちろん、意識はあるのかないのか…解りません。
目を開けても、ボーっとして中空を眺めている。その瞳の億には何も映っていないとすぐに分かります。つまり、何の意志もないんです。
話すこともない。自分で起きることもない。食事もできない。排泄もできない。
ただ「生きてる」人間の形をした物質とでも言いましょうか?名前が誰かとかもうどうでもいい…。彼の人生も生活も何も語らない。
先の見えない患者。
喉を切ってカテーテルで流動食。美味しいという感情など無い。
皆さんは自分がそうなったらどうします?確か日本では、その医療行為を家族が止めることは出来る?医者が判断?本人は口もきけないのに…。裁判になったりしてました。
正直、何が正しいか…なんて僕にはわかりません。
ただね、この植物人間…。話は飛躍しますが、これ、バグ&ブロッサム社が植物をデザインしてる最中に存在してる、動物…。
太陽光、鉱物、植物質を食べている不死の動物。
太陽光で「生きる」動物って美味しいという感覚はあったんだろか?
何か、すこし植物人間と似てない?
僕は思うんです。植物人間。人口心肺装置、流動食、人口肛門…。何一つ動かない。そのせいで口の中にカビが生えます。ベッドのマットレスに横たわって接触して自重圧力がかかると、その部分は擦過傷が進み、皮膚が喪失。中から肉が露出して腹水がとめどなく流れてきます。
それでも家族は「生きてる」と言って、心肺装置を止めません。僕の居た3年間、その患者はそのままでした。あの後どうなったのか知る由もありません…。
エアールの言うところのイズビー=魂は、この植物人間の場合どういう状態になっていたんだろう?
シャンソンと植物人間の話でもう記事が一杯になってしまいました。
では、一旦これで切り上げます。