ツァラトゥストラ

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今回は、二度目の登場ですか…、エイミュール・デオダート。

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カッコいいですね。地を這うような低音の不安な立ち上がり…。そこから徐々に、リズムが入って来て…、例の管楽器が盛り上げて行きます。

たまりませんね…。\(^^;)/

あ、そうそう、「ツァラトゥストラ」って、ゾロアスター教のゾロアスターのことですよ。独語読みで「ツァラトゥストラ」になります。

まず、ピコーン報告。

…っと、前回の説明を少し…。

ドメインと言う宇宙帝国…国じゃないので、僕は「勢力」と書いてますが、実際の本では、「文明」「組織」「スペースオペラ」などと訳してます。

そのドメインが宇宙の1/4を支配しているということ、ドメインがやって来たことは、地球のヨーロッパ列強諸国の「大航海」「新大陸」時代と似ている…ということ。

宇宙の1/4と言っても、まだ地球人類はハッキリ宇宙の全体を捉えてないのでは？

僕には全く想像も出来ない範囲ですね…当たり前ですけど。^^;

それにしても、13日間のうち数日（？）で地球の歴史を覚えてしまうとは…、それも原因や結果を正確に把握してる。

この後も、地球の出来事についてエアールは言及します。

では、前回の続き。前回同様、マチルダがエアールを第三者の立場で発言してます。

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エアールは、スペインの王は先住民が、彼の兵士達に残酷に扱われたことを後悔しているということを、歴史の本で読んだと言いました。

王は自分のやったことで、神からの天罰を恐れていました。

彼は、法王に頼んで「勧告書」を作ってもらいました。それを原住民に読み聞かせるために…。

王はこの「勧告書」を宣言することで、原住民がどう受け取るか…従うか、拒否するか、関係なく彼等を虐殺し、奴隷化するといった責任から逃れらると考えてました。

王はこの宣言を、原住民の財産を没収するための口実に使いました。

結局、王は罪悪感を感じているわけでは無かった…。

エアールは、このような行為は臆病者であり、スペインの領土が縮小していくのは当然のことだ…と。

これらの侵攻があってから数年後には、王は死んでおり、彼の帝国は他の国に吸収されていった。

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このように、スペインが南米に行った侵略に関してエアールは述べてます。

コルテス、ピサロといった人達が思い浮かびます。

「勧告書」というところは、原文は英語のまま表示ですが…（）の訳注で勧告とかいてありました…。なので、正しいかどうか解りません。

エアールが、こういった話をするということは、我々と同じような感情を持ってるということですよ。

宇宙人でも、権力、武力、蹂躙…といったことには反感を覚えてるようです。

これは、以前僕が描いた漫画です。一部なので…雰囲気だけ、参考ということで…。

3㍍ほどもある巨人で美人の宇宙人。

赤ん坊のようなものを抱いてますよ。これ見ると、我々とそんなに変わらない…。

それにしても…、今見直しても…美人です。♥

と言うことで、今回は、ココらへんで…。

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