え~とっ、なんだかんだで14ページになっています。
それで、500万人口の北海道の200万が札幌に集中。歴史といったって150年くらいか…。あ、函館、江差とか道南は江戸幕府の出先があったからもっと時代は遡ります。一般的に北海道の開拓が始まった明治として言ってます。
まだ、石炭が普及してませんから薪だと思います。その後、石炭が北海道と九州で掘られるようになって暖房も変わりました。僕も小学生の頃は石炭燃料と記憶してます。そこらへんの状況は『昭和リマインド』で漫画化しようと思いますので、また別の機会に。
今は、石炭以降の石油ストーブ。ストーブ自体は石炭でも石油でも初期の単純な形は円筒形です。火は縦長に燃えるので円筒が丁度良い。だが、排煙は、西洋は真上、日本は側面なんです。
暖炉は真上で、煙が立ち昇る自然現象のまま煙突を作ります。城などは煙を2~3階に昇る所で分岐、各部屋の床や天井を煙の微熱で長時間温めます。多分、石造りだからできることですね。日本は囲炉裏を中心とした家だと、暖炉に似ていますが、現在のような木造だと煙はすぐに外に出さないと家が燃えてしまいます。
そういうことで、北海道のストーブは壁のそばに設置。煙突を背面から横に出し、壁を貫通して屋外に強制送風。僕は、熱がまだ残ってるのにもったいない、と思います。できれば昔みたいに、部屋の真ん中にストーブ。そして煙突を横に長く伸ばして、頃合いのいいところで90度曲げて上に…。最後は、天井近くの壁を貫通して外に排煙。
昔の石炭ストーブは火力が大きかったので部屋の真ん中。横に伸ばした煙突に、また円筒状の湯沸かしをくっつけたりしてました。だって、煙突が真っ赤になるんですから。
現在の石油ストーブは火力が小さいし、強制送風(FF式)の煙突は径が小さくて大して熱くならない。安全と言えばそうだけど…。排煙を利用する気ないですよね。なんかそれが残念感があって、いまいちFFって好きになれない。とはいっても、仕方ないので使いますけど。