描き込んでるうちに、だんだん変化して行って…結局、自分好みのタイプになるんですね。多分、みなさんも描くとそうなりますよ。最初は自分の顔に似ちゃうんです。だって毎日隅から隅まで鏡に映しているでしょ。もう意識のかなりの部分を占めていると思います。
それが済んで自分の嗜好が出てくるんです。ただ、漫画の場合どこまで絵柄と個性を重視するかですね。統一感のある絵にすると、老若男女どの顔もほぼ一緒になったりして…。ま、それでもいいんです。読者が良いと言えば。
話は変わります。当別町の続き。
真夜中の当別の農道を車で爽快に飛ばす…。周りはどこまでも続く水田。真っ暗で、ヘッドライトの光だけが辺りを照らします。民家も一軒も無く、対向車も全く来ない。季節は夏だと思った。月は出ていなかったように思う…、なのでヘッドライトを消すと漆黒の闇、鼻をつままれても分からないほど暗い。
ふと気づくと前方に明かりが…!それは小さな丸い点のような光。「懐中電灯?」あるいは、ヘッドライトに反射して光った道路標識や看板?…にしては、まん丸だよなぁ。
と、眺めてたらその光の玉がポーンと跳ねて動いたんです。
「ん?人が居るのか…」「こんな真夜中、田んぼと農道しかないのに何やってんだ?」「道路工事?」
工事なら辺り一面照らして作業したり、工事車両もあってそこそこ状況がすぐ解るんだけど。前方にはただ闇が…。ヘッドライトが照らす先しか見えない。
おかしいなぁ…、工事じゃないぞ。自分からはちょうど豆電球のような大きさに見えるんだが、距離感がまったく掴めない。ただ、前方何百メートル…1キロ前後のような気は漠然とだが想像できる。
一本道なので、2~3分で現場に着くだろう…。「一体誰だ?」
その時は全く気味悪さを感じていなかったので、その光の正体を突き止めようと、ただ車を走らせていました。!…また動いた。チョンチョン上下にゆっくり…。「絶対人が居る!」
どんな奴か見てやろうという好奇心があったので、そのまま走らせていました。ただ、2~3分走っても誰とも出会わない。豆電球の大きさも変わらない…。?結構、先に居るのか?
まだ光が見えて動いてる…。何だろう?俺の車を見つけて合図を送っている?
どのくらい走ったか…、いつの間にか光は消えていた。
光は消えても、それは電気を消しただけで一本道なので絶対誰かに合うだろう、またその人間が車で来ていたら、道路に駐車してた車にエンジンをかけてヘッドライトをつけるはず。
…え?光が消えただけで何の変化もない。おかしい?僕は車を止めて辺りを見回してみた。道路工事などしていない。誰も居ない…。
まぁそういうわけで、ちょっと変だな…くらいで、別に怖いとか何も感じなかったんで特に気にもしなかった…。ですけど、今思うと何だったんでしょうか?
オチありませんで、すいません。でも変ですよ。全然わかんない。
そういうことがありました。