hikonoir blog

漫画についてあれこれ

ホーソン

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仕事から帰ってこれだけ描けるようになったのは、このメディバンペイントのおかげだと思います。無料なのに見てくだい、このきれいな線。手ぶれ補正を9くらいのレベルで描いてます。あまりレベルを上げると味気ない描線になってしまいますから。

 

こうしてれお子を描いてると、不思議と何気ない日常で目に止まった色んな感覚…。映像や音、音楽と楽器、演奏者、映画監督や役者や脚本家の名前、出会った人の顔と声に、口にした言葉、着ていた衣服…これらから受ける印象や気持ち感情が記憶の底に溜まって時を経て忘れてしまっているけれど、何かの拍子で飛び出てくる。それがれお子なんです。

 

この間、アマゾ●で映画を見ていたんです。それがクレーアニメで子供が不思議な霊能力を持っていて、とある小さな町で大事件の当事者となって奮闘する話し。ゾンビが復活して住人を襲うところまでは普通によくあるパターンで、まぁまぁ楽しめるB級映画だな、なんて思っていたら、そのゾンビ達は昔、その町の有識者で裁判の陪審員をして魔女裁判で魔女を処刑したのを後悔していたんです。

その魔女、霊能力をもった子供の主人公と同じで、他と違う能力を持っていただけ…。もうここらへんから、「ん?」何かちょっと引っかかる…。その魔女も子供、女の子なんです。ピーンときた。確かセイラム魔女裁判というのがあって、魔女と断定された子供たちを処刑したんです。

なぜ知ってるかって?僕は、れお子でも書いたとおりメルヴィルを読んだことがありました。「白鯨」です。訳者あとがきを読んでてホーソンと親交があったと知りました。実はホーソンには痣(あざ)という作品があって、これをネタに漫画を描こうと狙っていたのです。そのホーソンの先祖が、このセイラム魔女裁判の裁判側の判事の一人だったのです。

 

アマゾ●のその映画のコメント欄にセイラム魔女裁判をもとにしたストーリーだと誰かが言及していた。なんという偶然でしょう。そして今、ラヴクラフトを調べてまた、見つけたわけです。