こんばんわ。
丑三つ時越しました。
日本は太陽太陰暦。
木火土金水…。これ、き・ひ・つ・か・み、…と、ひとくくりで覚えると良いですよ。結構、難しいんですよね。これ江戸時代まで一般人がみんな使ってたんですよ。頭良い…。
深夜0時。正午。昼と夜に分けてたんです。で、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。深夜0時を子(ね、ねずみ)、昼の0時を午(馬)にします。
単純に見ると、2時間づつ数えるとぴったり12時間。だから、子の次の丑は、深夜2時。そこからさらに一刻を30分きざみで割り当ててたんです。一つ、二つ…と四つまで。
これぐらいなら、僕でも解ります。しかしそこから、干支(えと)を組み合わせ、さらに季節の昼夜の上限下限、中間…夏至、冬至、春分、秋分…さらに、宗教や農耕行事、人生の冠婚葬祭や元服、還暦などまで取り入れて壮大な日本人のための「時」を創造してきました。
みなさんもお気づきになったことでしょう。日めくりなんかみてると、「みずのえ」「きのと」「かのえ」…。それに、「大安」「友引」…。
ほんとすごいですよね。
僕の知識として…。最初に書いた木火土金水に干支を加える。木は「き」火は「ひ」…。きひつかみ…これに、干支、つまり兄弟です。干支の干は兄、干支の支は弟。
だから、「木」の次に兄の「え」を加えて、「きのえ」。次に「木」に弟の「と」を加えて、「きのと」。
同じように、木の次の「火」は「ひのえ」「ひのと」。土は「つちのえ」「つちのと」。…最後に「みずのえ」
こう書くと、どこか聞いたよう名前や地名、メーカー、会社名、商品名など思い浮かびませんか?
札幌には「きのとや」というお菓子やさんがありますよ。芸能人は、「水の江瀧子」(みずのえたきこ)さんていらっしゃいました。
まだまだ終わりませんよ…。続きは、また。