hikonoir blog

漫画についてあれこれ

エデンの園

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どうも…。なんか人通りが閑散ですね。僕の住んでるところから近くにJRの駅がありますが、乗降客少ないですよ。

 

さて、「ヴォイニッチ手稿」の続きです。最近の2チャンに登場した謎の書き込みから、異世界の扉が開きかけた…、というところですか。

検索すればすぐ出てくる「ヴォイニッチ手稿」。いつ書かれたか不明、ただ19世紀?頃に名前の由来になっているヴォイニッチ氏によって、とある倉庫から発見されました。そも、『手稿』…なのか?つまり、何なのか今持って何も解っていないので、とりあえず手稿と呼んでいるだけ。かいつまんで言うと、手稿の売買取引や手稿に添付された紙片から、16世紀頃から好事家達のあいだで知るところとなっていたらしいです。

 

ともかく何が何だか全くわからない。ただ、描いてある図解、挿絵が豊富で、しかも全て植物と思しき絵ばかり。『思しき』とは、その植物の絵が非常に細密に描かれているにも関わらず、この現実の世界にあるどの植物とも一致しないから。そうなんです、誰もが必至にそこに描かれている植物らしきものと同じ物を探しました。でも、無いんです。素人目に見ても、これ普通の植物じゃないわ…と、思うものばかり。

人間もたくさん描かれています。女も男も。でも、みんな裸。そして、そこにびっしりと書かれている言葉、文字。多分、現代でも研究している人がいると思いますが、もちろん今でも解読不能

 

その「ヴォイニッチ手稿」に書かれている文字を、あろうことか、2チャンで書き込んだ人が出現。本人も自分が書いた文字が手稿のものと同じだとは知りませんでした。にわかに色めき立ったそのスレでは、矢継ぎ早にチャットが行われ、ついには「ヴォイニッチ手稿」を読めるか?…というやり取りになった。そして、その男は、ついに手稿の一部を読んだ。もちろん日本語で解るように。たしか、植物の組成や仕組みのようなことを読んでいた。

ある程度読めるけど、急速にその異世界の言葉や生活の記憶は失われていっているので、これ以上は無理ということになった。その男(多分、青年)は、ただ自分と同じ経験者の存在を知りたいだけだったので、「ヴォイニッチ手稿」うんぬんは興味無かったかも…。真実を知りたがるネット住民をよそに、その男は『…知らないほうが良いこともある』というような発言をして去っていった。

 

この件で、調べていると誰かが、「ヴォイニッチ手稿」に描かれている世界はまるで、エデンの園のようだ…と。そうなんです。僕もそう思ったんです。中世の写本で見たエデンの園の絵画が蘇ってきて仕方ありません。

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