hikonoir blog

漫画についてあれこれ

鋳造

こんにちわ…。

前回は吹き込む…を考えてました。

一応、江戸時代から使われていた言葉です。鋳造で使われていたようです。文献にもでてくるようで…。

鋳造(ちゅうぞう)…普段、あまり使わないし、よく解んないってのが、正直なところ。

鋳物(いもの)は?くわしく説明するとちょっと…^^; という感じ。

鋳鉄(ちゅうてつ)を溶かして型に流しこんで大量生産するってとこかな…。鋳鉄以外にも溶ける金属であれば、なんでも型に流し込んで物が作れるわけです。

溶ける金属に他の金属を混ぜることも自由。

鋳物は、身近に結構ありますよね。鋳物のコンロ。

見たことあると思います。業務用で使う何かでっかいリング状で2~3輪あって、そこの無数の小さな穴からガスが出て着火するというもの。

ガステーブルと全く別物。ゴロンとして、重そうな、ラーメン屋とかで見る、あれですよ。手元にコックがあってツマミをチョしてる…。

鋳物のフライパンって人気ないですから、あまり見ないです。

 

で、吹き込むというより、鋳造で使われるのが「吹き替え」です。

一旦作った鋳物を、もう一度溶かしてまた、型に流して同じもの、あるいはべつの物を作るときに「吹き替え」という言葉を使うらしい。

ま、再利用みたいなもんですか。特に行われたのが、金貨。

金の含有率を調整するのに「吹き替え」てたんです。

 

なぜこれが、「魂」を吹き込む、映画の台詞を翻訳するのに「吹き替え」るというのか…。興味深いですね。

 

ちょっと皆さんも気付いたとおもいます。

「吹き替え」…。

テレビで、吹き替えを見たのは…、何の番組だったか?

多分、映画より先に、米国のテレビドラマ、アニメじゃないかと思います。

それにしても、今でも、この「吹き替え」に関しては皆さんもヒトコト言いたいんじゃ?

あれは、いつだったか…。テレビで映画を食い入るように見ていた僕が、唖然とした瞬間。まだ、子供だった僕に初めて「吹き替え」という仕事を頭に刻んだ瞬間でもありました。

それまで、外人が日本語を話すって、なんの疑問も持ってなかった子供に、外国語があって、それを話すのが外国人で、その外国人が映画に出て話している…。そういう世の中の仕組みを理解させる、大きな出来事でもあった。

それほど酷かった…。『何だ?なにが起きている?』『この人、こうやって喋るのか?』『人間が喋っているように聞こえない』

ほんとビックリです。

映画に限らず、アニメ、ドラマの吹き替えで、たまに問題になる「素人芸能人」の起用。

 

芸能事務所のプロモーションの一環なのだろうか、新人俳優、お笑い、ただのタレントだの、わけの分からん連中に声優やらせる…。たくさんのお金、人を投入して外人が作った作品を、日本の芸能人が駄目にするって…、もうそんな「吹き替え」を何十年やってんだろう?

 

成人している人で、映画やドラマ、アニメなどを見てきたなかで、一度や二度、この酷い「吹き替え」に遭遇したことは絶対あると思う。

僕は、テレビでそういう目にかなりあってきているので、絶対、字幕しか見ません。吹替版しかない映画は、そもそも見ません。

 

まぁ、だいぶ逸れましたが、鋳造を再度やり直す…、これが、生き返らせるって言うことなのだろうか?映画の翻訳、再発声…ということが、モトの外国人から日本人向けに生き返らせる…こういう意味で吹き替えを使ったのか?

 

僕は今、主にアニメを見てますが、いつも見る作品以外もたまに見ようと…。そうすると、以前は気にしてなかったんですが、声優…。やはり、下手な人がやってる作品は見ないですね。どんなに面白くても、下手だったり、嫌な声優さんだと駄目ですね。

いろんな製作会社がありますが、その会社、監督の意向がスタッフ起用にも現れます。

だから、何度か変な声優を起用した監督、会社のものはあまり見ません。

それは、声優以外の音楽についても言えます。

良い作品には、できるだけ良いものを揃えないと…。

BGM、テーマ曲も重要です。

細かく言うといろいろあるので止めますが、吹き替えはかなり単純にリスクを避けられる事案でしょ?普通に声優さんに任せればいいのに、それをしない…。

事情があるのでしょうが、見ているお客をがっかり、または怒らせてどうすんの?

 

僕が、子供の頃に遭遇した「吹き替え」問題が、未だにそのまま行われている実態に驚きますね。

最近は、何かわざと、作品を貶めるためにやってる…そう邪推したり…。ほんといい加減にしてほしいですね。

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